保護活動について
おはようございます。
朝の冷え込みが一段と厳しくなってきましたがそんな時はレイを湯たんぽ代わりにして暖をとる今村です。
今日は保護活動について少しお話しようと思います。
4月から『はっぴーているず保護room』という活動を始めました。
これまで弊社はNPO法人ワンワンパーティクラブが運営するしっぽネット西東京センター(施設は、はっぴーているずdogsroom府中店と同じ)という保護シェルターの運営協力という形で、保護犬を愛護センターなどから引取った後、弊社スタッフがお世話をしながら新しい家族を見つける譲渡活動を2011年から行ってきました。
しかし昨年、しっぽネット西東京センターが閉鎖したため、しばら保護犬の引取りをストップしていました。
ただ地方の愛護センターでは、相変わらず保護犬の収容頭数が減らずに譲渡活動も困難になっているという話がありました。
そこで、弊社独自で保護犬の引取りから譲渡活動までを行うために『はっぴーているず保護room』を立ち上げ、保護活動を再開することにしました。
活動の内容は保護団体さんと同じような形だと思います。
大きく違うのは、株式会社がやっているのでボランティア団体ではないということです。
事業の売上から保護犬達の飼育費や手術費を出すので、新しい家族になる方から譲渡費用をいただいておりません。
完全無償で譲渡しております。
また、年齢による制限も設けておりません。
◯歳以上になるといきなり犬を飼育出来なくなるということはないと考えるからです。
万が一飼育が困難になった時のために第三者の方の同意は必要ですが、それでも飼育継続が難しくなったらいつでもはっぴーているずに連絡してもらえれば、あとは弊社の方でお世話を続けさせてもらいます。
譲渡条件を厳しくし、ハードルを上げるだけでは保護犬は減りません。
私が約10年保護活動をやってきて感じたのは、現在のボランティア頼りの保護活動のやり方には限界があるということです。
保護活動はお金がかかります。
そして保護活動には人が必要です。
この『お金』と『人』の問題がある以上、無償のボランティアで、活動資金を募金や寄付に頼っていては人が育ちません。
仕事をしている社会人は時間がとれないので週末だけの活動になってしまいます。
学生は多少時間は取れますが、いずれ就職すると活動に参加出来なくなります。
そうすると、メインで活動を行うのは時間に余裕のある一部の方だけになってしまいます。
メインで活動している方もいずれは、体力や年齢、金銭的な問題で活動が続けられなくなり、団体そのものが活動出来なくなってしまう恐れがあります。
保護活動はスキルやノウハウも重要です。
それを継承出来る人材を育てない限りは保護活動は続けていけないでしょう。
今、私はペット系の専門学校で授業を行っているのですが、将来は保護活動に携わりたいという学生は増えています。
しかし、保護活動を仕事にし満足な給料をもらえる団体多くありません。
学生は仕方なくペットショップやペットホテルなどで働きながら休みの日にボランティアをするしかなくなってしまいます。
なので、弊社は保護活動をやりたい学生を雇用し、保護活動のスキルやノウハウを持った人材を育てることにしました。
弊社は『はっぴーているず保護room』以外のサービスであるペットホテル、犬の保育園、ドッグイベントの企画、運営も全て保護活動に繋がると考えています。
保護犬が愛護センターに収容される理由の一つは、一部の飼い主が愛犬への愛情をなくしてしまい、飼育放棄することが原因としてあります。
少しでも愛犬との暮らしで悩みが不安があったら、いつでもはっぴーているずの店舗に足を運んでいただき、弊社のサービスを利用してもらうことで少しでも愛犬の悩みを解決していただければと思います。
スタッフは飼い主さんの悩みの相談に乗るスペシャリストです。
そして、ドッグイベントでは飼い主と愛犬に沢山楽しい思い出を作ってもらうことを目的としています。
愛犬との思い出が増えれば増えるほど愛犬への愛情も増します。
そうすると愛情が無くなり飼育放棄をしてしまうという不幸もなくなります。
これが弊社の行う保護活動です。
もし、弊社の保護活動にご賛同いただける方は、是非弊社のサービスをご利用いただき、弊社の企画運営するイベントに参加していただければと思います。
それが、保護犬を救う保護活動に繋がります。
どうぞ、宜しくお願いいたします。
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